ADHDは前頭前野の働きにかたよりがあり、ドパミンやノルアドレナリンも不足

 ADHD(発達障害)とは生まれもった発達上の個性があることで日常生活に困難をきたしている状態になります。

 

そしてADHDと診断される多くの方は自分なりの工夫や対策などを考えて努力されていますが、それにもかかわらず状況が改善されていません。

 

ADHDは自分の注意や行動をコントロールする脳の働き(実行機能)のかたよりが原因と考えられているようですが詳しい原因はまだわかっていないようです。

 

実行機能は前頭前野とよばれる大脳の前側の部分で調節されるようです。ADHDは前頭前野を含む脳の働きにかたよりがあると考えられるようです。

 

また、脳の神経伝達物質であるドパミンやノルアドレナリンの働きがADHDの方では不足ぎみであることはわかっているようです。

 

これらの神経伝達物質の機能が十分に発揮されないため不注意や多動性があらわれるのではないかと考えられています。

 

では、どうしたらいいのか。

 

まずは精神神経科にかかることが適切だと思われます。

 

ADHDの人はいろんなことに手を広げすぎて失敗しがちです。自分を冷静に見ることが苦手なために出来ると思っていることと実際にできていることに開きがありそれが自信喪失の一因になっています。

 

なので一日を通して自分を見つめなおすことが大切になります。

 

なので物事に完璧を求めると中々達成できず、だんだん辛くなってきます。完璧主義はやめて苦手なことは他の人に任せ、得意なことを頑張るという気持ちの切り替えがよいと思います。

 

また、失言などが多い人は思いついたことをメモにとり内容を見返すようにすることに心がけるといいと思います。

 

そして用事などを先送りしてしまいがちな人に多いのは複数の作業などがある場合、どの作業をこなそうとするとどの作業も中途半端になってしまいます。

 

あれもこれもと思わず一つ一つこなしていくほうがいいでしょう。そして暮らしの見直しをしていくことが大切になります。

 

指示は短くしてもらい簡潔にだしてもらう。
言いたいことはよく考えてから伝える
苦手なことは誰かに相談する
失敗したことはメモに残し確かめる
困ったときは誰かに助けを求める
そして環境を見直す
自分の特性を伝え何度でも注意してもらう
作業などの締め切りに近くなったら声をかけてもらう
仕事を安請け合いせず相談する

 

ADHDは本人の努力不足ではなく生まれもった素質なので治療はその素質を最大限生かしつつ社会に適応するための手伝いが大切になります。

 

また、社会生活でトラブルや悩み事を抱える背景にはADHDが隠れている場合も考えられますね。

 

なので、症状が感じられたら診断を受け新たな一歩を踏み出すきっかけをつくるよう心がけも必要です。

 

一緒に困難な状況を改善していくという姿勢が大事になりADHDの特性を受け入れることが大切になると思います。

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