霊性進化のために人は生まれ変わりを経験。最後に神の魂と融合する

『近代スピリチュアリズムの歴史』(三浦 清宏 著)によると、スピリチュアリストの条件として、エマ・ハーディング・ブリテンの提示したスピリチュアリズム7大綱領というのがあります。

 

スピリチュアリスト7大綱領
1、神はあらゆるものの源である。
2、人類はみな同胞である。
3、人間の個性は死後も存続する。
4、この世とあの世は交信可能であり、人間は天使(守護霊)の指導を受ける。
5、各人にはそれぞれ果たすべき責務がある。
6、生きている間も死んでからも、行ったことには必ず報いがある。
7、人の魂は永遠に向上することができる。

 

これが当初の綱領でしたが、その後、このうちで「人間の個性は死後も存続する」と「この世とあの世は交信可能である」を『『認めること』』がスピリチュアリストである、と条件を緩和されています。

 

さて、霊性進化と各種の世界観はすべて関連性があります。

 

因果応報つまりカルマの法則ですが、これは悪いことではなく、霊性進化のために必要なことです。

 

人は霊性進化のために何度も生まれ変わりを経験し、エーテル界(幽界)での階層を上げて行って、最後に神というレベルの魂と融合を果たします。

 

このあたりの説明はジェラルディン・カミンズ(フレデリック・マイヤーズ)の自動書記がもっとも詳しい。

 

波長は類は友を呼ぶといったもので、自分と似通った者が集ってお互いの未熟さをぶつけあい、成長していきます。

 

肉体レベルでは部分的波長で集い、霊性進化を促進します。

 

死後の世界では波長の全部合致によって集い、ポジショニングが精密に決まっております。

 

波長の全部合致するものを江原スピリチュアリズムではツインソウルと呼び、それ以外すべてをソウルメイトと呼びます。

 

ただし、霊界での関係は楽なため霊性進化が進みません。

 

そこで部分的波長で集う現世に下りるのです。

 

全ては霊性進化のためにあり、霊性進化は無限に続きます。

 

20世紀のスピリチュアリズムというものは、一言で言えば霊性進化論の宗教だったと言えるでしょう。

 

ただし、それは古い思想です。21世紀の現在、臨死体験者エベン・アレグザンダーやアニータ・ムアジャーニによって、カルマの存在は否定されております。

 

霊性進化論が支配する世界では、魂は終わりのない苦行を強いられていることになり、まったく幸福とは言えません。まさにグノーシスの方が理にかなっていると言えるでしょう。

 

それを、霊性進化に感謝するべきなどとは支離滅裂であると言えます。

 

そのようなニュアンスのことが、『英国心霊主義の抬頭』(ジャネット・オッペンハイム著)にありましたね。

 

アニータは言います。カルマはない、ノルマもない、人は個我を楽しむために生まれてくるのだ、と。

 

シルバーバーチ原理主義者の『心の道場』というのがあるのですが、シルバーバーチの教義を我流解釈または改ざんし、霊性進化、霊性進化と強迫観念を押しつけてきます。

 

こんなのにハマってはならない、そう思いますね。

 

アニータ・ムアジャーニの教えは、心理学的にも良いものだと思います。パーソナリティ障害の克服方法にそういうのがあります。

 

ありのままの自分を生きよう、それが正しいと思います。

コメントは受け付けていません。