算数恐怖症…なのに銀行に勤務。数字を見ると思考能力が停止します

私のコンプレックスは算数が苦手だと言う事です。

 

それは今はもう恐怖症にまでなっていると言っていいくらいのレベルです。

 

勿論、日常で必要とする、足し算、引き算、掛け算、割り算はできますが、数字を見ると思考能力が停止してしまうかのようになってしまいます。

 

こんな私が勤めていたのが銀行なのですから思わず笑ってしまいます。

 

彼らにとって、何百枚の伝票であろうが計算すれば常に答えは一つなのですが、私の観念のどこかに、こんなにたくさん計算したら間違ってしまって当然、でしょうというという気持ちか働いてしまいます。

 

私が入ったころは算盤が必ずしも必須ではなく電卓でもよいと言う事になっていましたが、その電卓で計算しても私は間違い勝ちだったのです。

 

例えば68とあるのを86と売ってしまうとか。

 

新入行員だったころ、そんな私の姿を見て、先輩の女子行員はため息をついていました。彼女ならものの五分で終わる仕事が、三十分経っても終わらないのです。

 

彼女曰く私が朝早く来て、水撒き、草むしりしている姿を見たら文句も言えないというものでした。

 

幸い、元気の良かった私は、二年目で外回りになり(本来なら、中の事務を覚える為三年くらいは実務経験を積ませるということだったのですが)窓口業務も三ヶ月くらいしか経験しませんでした。

 

実際銀行で必要とする計算能力は足し算引き算くらいで、融資担当の古株は積数を算盤ではじいたりしていましたがそんな事務も機械化により必要なくなっていきました。

 

会社の決算書を銀行の書式に合わせて書き写して分析するのですが、外回りをして新規開拓で融資案件を獲得すると、意見書も書く関係から、開拓した外回りの担当が分析することになります。

 

実際やってできないことはないのですが、まず数字嫌いから手に着かないのです。

 

とにかくやりたくないのです。まずやるまでに時間がかかりました。

 

一大決心をしてからやっと取り掛かるという状態です。

 

それでもやらなければ案件は進まないのでいやいやながらやっていました。

 

ただ一つ救いは、文章を書くことは好きだったので、意見を書くのは苦にならなかったこと。

 

でも嫌いな数字ですから当然検算も甘くなり、やり直しと言う事になります。それでも致命的な誤りがなかったためどうにか首にはなりませんでした。

 

人と話すことも苦手ではなく、外回りは、目標という名のノルマを別にすれば、それなりにこなしていました。

 

ただ、どうしても数字が好きになれず、むしろ増々苦手意識だけが増長していきました。

 

なぜこんなに数字が、算数が嫌いになったのか分かりません。

 

銀行員になった時も、むしろこれをチャンスに数字を好きになれという神の試練だというぐらいに前向きにとらえようとしたのですが。

 

結局苦手意識はそのままです。

 

数字嫌いが何の因果か銀行に就職してしまったという就職失敗談です。

 

それともう一つ、身体的コンプレックスがあります。他人から見ればどうと言う事もないことかもしれませんが、私の左足の足の付け根、桃の付近にちょっとした痣があること。

 

海パンでも履いて足を広げなくては分からないような場所にあります。

 

だから私は小さい頃から短パンを履いたことはほとんどありませんし、今も履きません。

 

父親にもあったことから遺伝みたいなもんだろうと思います。

 

別に見られたからと言って他人がどう反応するわけでもないことは分かっていますが、とても気になっています。

 

結婚して妻にそのことを言った時、特に何も反応はなく、そんなに気にしてるのと逆に不思議がられましたが。

 

子どもが生まれたとき、男の子だったのですが、痣がないことを確認してホッとしたことを覚えています。

 

普段は人に見えない場所だし、そんなに気にすることではないと思われるかもしれませんが、私の際出すのコンプレックスであることは間違いありません。

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