ドッペルゲンガーは、時空の歪みでもう一つの世界が同じ空間に存在したもの?

小学生の時に愛読していた本の一つに『世界の恐怖怪談』というものがありました。

 

幽霊や怪物、異常心理などの読み物を紹介していて、海外の短編や長編小説を読みやすくまとめたものの中に、フィリップ・K・ディックというアメリカのSF作家の書いた『地図にない町』原作の話が載っていました。

 

内容は、メイコン・ハイツという名前の存在しない駅までの切符を買う小男の話を不思議に思った駅員が小男の言うとおりに電車に乗ると確かにその駅はあったが、そこには灰色の霞が漂っていた。

 

メイコン・ハイツとは、郊外に新しく3つの住宅地を開発する計画でその内2つは決まり、一票差で取りやめになった町であった。

 

その時の空間と時間の流れは極めて不安定だった。

 

その時間が過ぎたあと、まだ完全に固まっていなかった過去に変化が生じたのだ。

 

そしてそののち、現在もその影響を受け変わっていき、霞がかかっていた町メイコン・ハイツは間違いなく実在していた、全てのものが変化しつつあった。

 

メイコン・ハイツはどんどん広がっていった今までなかった商店街、スーパー、住宅地が立ち並んでいた。そして彼の恋人もまた変化しつつあった。

 

自分の町に帰り彼女のアパートに着くと、二人の間に赤ん坊もできていた・・・というような内容です。

 

これはいわゆるパラレルワールドの話だと思います。

 

パラレルワールドとは、例えば自分が2つの道のどちらかを迷っていたとします。その時には選んでいないほうの世界も実は形成されているのだというのです。

 

つまり、思考が世界を形作るのです。

 

例えば、結婚するかしないか、結婚することを選ぶとして、もし結婚していない道なら・・その思考の世界は隣にあり、選ばれなかったもうひとつの人生は同時に進んでいるということです。

 

生きている限り、私たちは様々な選択をしています。

 

選んだ方はもちろん、選ばなかった方の世界も存在しているという概念、これはナンセンスと言われるかもしれませんが、私はパラレルワールドの存在を信じています。

 

よくドッペルゲンガーといわれる現象があると思います。

 

自分にそっくりな人間が、自分の知らないところで目撃されていたり、時には自分の知人とあいさつを交わすなどしている。

 

親しい間柄の人で、あれは見間違うはずは無い、とい言われた話を聞くと、何らかの時空の歪みが生じて、もう一つの世界が同じ空間に存在してしまったからではないかと思うのです。

 

思考が世界を作る、というのは本当なのではないでしょうか。

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