小学生でのいじめ。主犯格は登下校を共にし、一見親友のようでタチが悪い

 私は小学生の中学年から高学年にかけていじめにあっていました。

 

小学生のやることですので、陰湿なことというよりは殴る蹴る、背中に毛虫を入れてくる、パンツを2.3人で脱がしてくるといったストレートなものが多かったです。

 

靴を隠される、無視をされるということもありましたが、はっきりといじめられているという自覚があるイジメであったことは間違いありません。

 

しかも主犯格のやつは登下校を共にする、大人からすれば一見親友にも取れるような位置にいたような奴だったため余計タチが悪かったです。

 

結局私がいじめられているのを、私をいじめていない人たちの中の一人が自分の親に私がいじめられていることを伝えてくれたおかげで、それが私の親の耳にも入り解決に至りました。

 

解決の仕方は単純で、怒った私の父が相手主犯格の一家にとりあえず事実確認を行い、両親と張本人の3人が私の家まで来て謝罪をするという形で一応の幕引きとなりました。

 

その後加担していた他の子も芋づる式に判明し、私の父が各家庭に電話をかけ、子供同士で謝罪をし和解するといった内容で解決に向かったのを記憶しています。

 

それ以来みんな露骨に優しくなったのを覚えています。

 

私の身体のアザを見たときには怒り狂っていた父でしたが、相手の親や本人と話す時には、小学生のやることだからと努めて冷静に説教をしていた姿を見て父を尊敬したのを覚えています。

 

父がイジメの報告を受けて初めて私に問いただした時のことは今でもはっきりと覚えております。

 

小学生ながらに親に心配をかけたくないと思い黙り込んだのですが、クラス名簿を見せられ、どいつにいじめられているんだと聞かれていると耐えきれなくなり泣いてしまいました。

 

それがいじめを受けている明確な回答となったのです。

 

 私が部屋に入り、居間で相手親に電話をかけているときの父の話す内容は今でも忘れません。

 

「子供にいじめを問いただしたところ、我慢していたが限界がきて涙で訴えてきた。その時の親として気持ち、あなたにわかりますか?」とかそんな感じでした。

 

それが聴こえていた私は布団の中で泣いたことも覚えています。

 

 父が解決してくれたというのもありますが、私の場合さらに幸運な事に主犯格が親の転勤で遠方に越していったことも脱却できた要因になりました。

 

私がいじめられていたのは色白で弱かったということと、はっきりと言い返しができない性格に原因がありました。

 

世間ではよくいじめにはいじめられる方にも原因があるとか言われることもありますが、特殊な例を除いてほとんどの場合いじめられている側には全く原因はないものだと私は思っています。

 

特殊な例というのは、もともといじめを筆頭にやっていたやつがあるタイミングで逆転されるケースです。こればかりは正直原因はあるかなとは思いますが。

 

いじめを根絶するのは恐らく不可能です。しかし私個人がいじめを受けた経験から思う事は、信頼できる誰かに助けを請う勇気を持つことが抜け出すチャンスになるかもしれないといったものです。

 

 正直いじめられている人からすればこの勇気を持つ事自体が不可能だと言われそうですが、正にその通りで、それくらい自力でのいじめ脱却は厳しいものがあります。

 

私の時のように、親に勇気を出して密告してくれたクラスメイトだったり、直接的に解決に導いてくれた父のような人間が現れてくれないと脱却は自力ではほぼ不可能です。

 

だから私はいじめられている人を見つけたら迷わず助けようとしますし、実際に助けてきました。

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