クーラーをかけ真夏に犬を車に放置。クーラーが切れ2頭の愛犬を同時に亡くした

私の父は幼いころになくなりました。母は今も健在であるため死というものに出会うということがありませんでした。

 

はじめて私が身近な人の死に触れたのは5年前の事でした。それは人ではなく私の2頭の愛犬を同時に亡くしてしまうというとても悲しい出来事でした。

 

人間とは違い、寿命の短い犬ですから近い将来いずれは看取るときが来るというのは覚悟していましたが、あまりに早く、突然に訪れた死に受け入れることができませんでした。

 

5年前の夏休みに家族で栃木にキャンプに訪れていました。年に数回行っていたキャンプですが、初めてのキャンプからずっと2頭の愛犬は一緒にいっておりました

 

犬連れで旅行をするとなかなか泊まれるホテルがなく苦労するため、犬達のために始めたキャンプで悲劇が起こってしまいました。

 

私の愛犬はフレンチブルドッグという短頭種の犬種で鼻が短いため非常に暑さに弱い犬種です。

 

夏場にクーラーのない室内に放置すると簡単に熱中症で死んでしまうため、キャンプとはいえクーラーの設置されたコテージでの宿泊でした。

 

夜、近くの公園で花火大会が開催されるため出かけたのですが、誰もいないコテージに置いていくとが不安だったため2頭の犬を連れて出かけました。

 

暑さもあったため犬達はエンジンをかけてクーラーを効かした車内に置いていきました。後から思えばこの行動が無知で非常識な行動でした。

 

途中、1時間ぐらいで様子を見には戻りましたが、食事と花火で2時間ほど車を離れました。

 

そして、戻って車のドアを開けた瞬間に異常を感じました。

 

車内が暑い。慌てて後部座席の犬たちの様子を見に行きましたが、体は熱くなり動かず息もしていません。暑くて苦しんだのでしょう。

 

1頭は後部座席で、もう1頭は荷台で息絶えていました。

 

そうです。全ては私の責任です。クーラーをかけていたとはいえ真夏に犬を車に放置することが危険なことだと理解できていませんでした。全ては無知な私の責任でした。

 

きっと途中で様子を見に来た時に車外の私の姿を見て、後を追ったのでしょう。その時に偶然コンソールパネルの
クーラーのボタンを押してしまいクーラーが切れてしまったのだと思われます。

 

2頭の犬たちの亡骸を抱え近くの動物病院に向かいましたが、亡くなった犬たちが生き返るわけもありません。後悔しても自分の無知さを悔やんでもすべては遅すぎました。亡くなった命は2度と戻りません。

 

キャンプは中止としそのまま神奈川の自宅に帰りました。そして一晩中、犬たちの亡骸の横で泣きました。あの生きていた犬達が命が死んでまるで人形のような無機質なものになってしまう感覚は初めてでした。翌日には近くのお寺さんで火葬をしてもらいました。

 

あれから、5年。私たちは2度と旅行に行っていません。

 

犬達の写真を壁にかけ。あの子たちの首輪を置いてあります。たまにお水やおやつをあげ、今でもあの子たちのことは思い出します。

 

今年も猛暑です。少しでも私たちのような無知な飼い主が減り、被害を受ける犬達が減ることを願って止みません。

コメントは受け付けていません。