プラダーウィリー症候群は異常な食欲。節制するとお墓のお供え物まで食べていた

自分自身は障害をもってはいないのですが、以前関わっていた人々の中に様々な障害を持つ方々がいました。

 

一般的に知られているADHDや広汎性発達障害、自閉症、染色体異常によるダウン症、プラダーウィリー症候群などです。それぞれ障害ごとに症状は勿論異なりますが、全てに共通するのはやはりコミュニケーションをとることが難しいことです。したがって、当事者は一般的な生活を送ることが難しいということを痛感しています。

 

私が関わった方々の主な症状についてまとめてみました。

 

ADHD:注意欠陥、多動性障害といわれる通り、集中して何かをすることが難しいのですが、最も集団の中で多の人から見て困るのは、じっとしていられないので、しゃべってしまう、しゃべりかけてしまうことです。

 

静かになるとすごく不安になるので、周りの人に話しかけたり、人が話し終わる前に自分の意見を言ってしまったりすることが多いです。そのために多の人から煙たがられることがあります。

 

また、原因と結果がむすびつかない、こうしたらこうなるのだということがよく分からず、思ったら行動してしまうために、みんなにドン引きされたりします。

 

また、すごくびっくりした体験では、急にとなりの友達に殴りかかり、「おまえこの前(2ヶ月ほど前のこと)俺になぐりかかっただろう」といい出し、相手が何のことか全く分からないということもありました。

 

つまり、本人にとっては前後の時間関係も確かではなく、急に思い出すと行動にでるということです。これは、他人にとっては非常に迷惑なことです。

 

広汎性発達障害:自閉症は最も顕著な物だと思います。自閉症にも様々なタイプがいます。よく言われるようにスケジュールが変わるとパニクる、こだわりが強い、同じ事を何度も言う、などは典型的な症状です。

 

こういう風に書くとまあそんな物かと思うでしょうが、一緒に活動すると非常に疲れます。まず、非常事態がおこると一番困ります。火災や地震等の災害ではすぐに逃げなければなりませんが何が起こったか分からず泣きわめいて動かないのは最も困りました。

 

あと、自分が正しいので、絶対に他の人の意見は聞かないというのも困りました。例えば、他人の持ち物が落ちていてもそれをよけて歩くことはしない。他人の持ち物を踏んで自分の行きたい方向に歩く。それをとがめられると「私の歩くところに落とすのが悪い」と逆ギレされる。

 

他人から見ると自分勝手でわがままに見えます。が、本人にとっては自分の思考がそうなので、別段悪いことをしているとも思いません。勿論あやまりもしません。

 

また、強い自閉症の人はきっと私たちが見える風景とは異なる風景を見ているのだと思います。いつも看板ばかりに目が行く人と関わったときには、ずっと看板の名前(書かれている文字)を言い続けていました。

 

本人にとっては周りの風景の中で看板だけが強調して見えているのだと思います。他人には全く理解できない状況だと思います。

 

ダウン症:ダウン症の方はわりと穏やかで優しいと言われていますが、そうでない場合も多いです。なぜかしら多動でじっとしていられない人、すごく意地悪でいつも他人に危害を与えている人、つばを吐く人、ずっとしゃべり続けている人色々でした。

 

また、心臓に疾患がある場合が多く、風邪を引きやすかったり病気になりやすく体も大きくならない人が多かったです。知的に低いことが多いので、性格がよくても判断力がおとり、善悪の判断がなかなか身につかず、だまされるタイプも多いようでした。

 

プラダーウィリー症候群:あまり聞かない名前だと思いますが、染色体の異常です。このタイプの人は食欲が異常に有り、がんこです。食べ物を節制させようとすると、怒りだし、ひどい場合はお墓のお供え物まで食べていた場合もありました。

 

糖尿病になりやすく体調の管理が難しいタイプです。がんこで、いったん言い出したことはぜったいにまげません。人の意見も聞きません。やはり生活をしていくには厳しいタイプです。

 

以上、自分が関わった方々の一部を紹介したのですが、やはりコミュニケーションを取りにくいのがこのような障害を持った方々の生きにくいところだと思います。

 

以前、障害は治らないけど克服はできると言う言葉を聞いたことがあります。それぞれの障害に応じた細かなプログラム教育できっと克服している方々は多いと思います。

 

ぜひ、このような細かなプログラムがもっと広まったり進んだりして欲しいと思います。

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