「一度事故を起こすと、いずれ大きな事故になる」自己暗示が人身事故を引き寄せた

20歳からフリーの音楽家としておよそ20年間、アーチストのライブサポート、レコーディングサポート、音楽教室の講師、通信カラオケのデータ制作、アーチストやアニメ、音ゲー、その他サウンドコンテンツへの楽曲提供などやってきました。

 

初めから個人事業主ではあったのですが、やはり色々な間違いを起こしていたことが今となってははっきりとわかります。いまさらですが。思い出すだけでも本当に無茶苦茶なことをたくさんやってきました。

 

努力に裏付けられた自分の才能を信じて疑わなかったばかりにクライアントの注文に理不尽さばかりを感じていたり傲慢な態度を取ったり、打ち上げで飲んで喧嘩したり。

 

プロのマインドセットではなく完全にアマチュアの子供マインドセットでした。幾度にも渡って巡ってきたはずのチャンスを見極める心がありませんでした。

 

だから失敗をすれば叩きまくられ、収入も減り、次々と活路を見出してはことごとく同じことを繰り返し遂には居場所がなくなってしまったのです。

 

その後離婚を機に廃業しましたがここに成功者のマインドセットがあれば辞めずに済んでいたのかもしれません。

 

今もミュージシャンとして幸せな暮らしをしていたはずだと思うと悔やみきれませんが過去の話なのでもうどうでもいいです。

 

40歳になってトラックで建材の配達をしました。雨の日や、エレベータが完成していない新築現場の資材搬入は地獄でしたし、職人相手の仕事で理不尽なことで怒鳴られたりもして大変でしたが、仕事自体はさほど苦痛ではありませんでした。人に恵まれていた様に思います。

 

2年ほど働いたのち、より安定した収入を求めタクシー乗務員になりました。養成で入社したので二種免許を取得するために指定教習所へと送られました。

 

公認教習所ではなかったので試験場での試験となるのですが「試験合格のための運転法」ではなく「二種免許のマインドセット」を徹底的に叩き込まれ、安全運転をシビアに見直し「運転は楽しいものだ」と教えられたのです。

 

二種免許を取るのは本当に大変でしたが楽しくていい経験になりました。しかし営業所に配属されて、二種免許取得のスキルが一ミリも生かせないという大きな自己矛盾を抱えることとなってしまい、適応出来ず大変でした。

 

歩合制であるタクシーの営業ではひたすら売上の数字を追います。仲間同士の足の引っ張り合い、事務所との癒着、まるで戦場です。営業所では毎日誰かが事故か違反をして始末書を書いています。事故違反がない日は理不尽な客のクレームで始末書を書いています。

 

会社は減給ペナルティを与える理由探しに乗務員の日報や車両の状態を細かくチェックしています。30そこそこの事務員に「仕事させてやってんだぞ!」くらいのことを、とっくに40過ぎたおっさん達が偉そうに言われる訳です。

 

不眠症に悩まされ、負のサイクルに入ってしまった

 

「音楽やってても歩合だぞ?基本給部分はカラオケデータ作って稼げばいいじゃない。あれ??俺、何でこんなことやってるんだ??」

 

仕事に全く価値を見出せず鬱状態に陥って自分の存在意義に疑問を持つようになりだしたのがこの時期です。

 

するとそれを待っていたかのように小さな自損事故をきっかけに、次々と当たり前のように事故起こすようになってきてしまいました。

 

慎重にはなっているのですが、本当に、ほんの一瞬の気の緩みや不注意で事故や違反が次々と積み上がっていき、やがてそれが呼び水となり、人身事故を起こしてしまったのです。

 

「いちど事故を起こしてしまうと、いずれ大きな事故になる」という自己暗示が引き寄せてしまった事故なんです。

 

私は自分の人生の大失敗を確信しました。2度あることは3度ある。俺はまたきっと事故を起こす。

 

「嫌な予感」は「予測」ではなく、現実として引き寄せるためのワードであった事が今となってはよくわかります。その後持病の悪化で入院し、そのまま退職しました。

 

退院後はミュージシャン時代のスキルを活かしてボーカルスクールのカラオケを作ったり、車の陸送のバイトとたまに入ってくる少しの印税で細々と暮らしを立てていましたが、体調が良くなってくるとまたフルタイムで働かない訳にもいかず、二種免許くらいしか資産のない私は友人の誘いもあって以前とは別のタクシー会社へ就職しました。

 

前にいた会社とは違って人間関係もよくいい会社だと思います。それでも基本的に数字を追わなければ稼げません。毎日仕事のことで頭がいっぱいになって良く眠れないのです。

 

自分への慰めにローンで車を買いました。バカなんです。今度は乗務中ではなくその車で事故起こしましたから。

 

また負のサイクルの始まりです。タクシーの仕事をしていないおよそ3年間は無事故無違反だったのだから潜在意識でタクシーの仕事から事故までがセットになっているのでしょう。

 

松田様のマインドセットを学んでいるおかげで過去の事象に対する「気づき」こそ多いのですが、今の悩みはこの部分です。

 

「運転の仕事」に対して物凄くプレッシャーを感じています。今現在は怪我を理由に会社には行ってません。

 

この事故は因果応報で人生でのどこかの部分のツケを払わされているのか、これ以上は進むな!という警告なのかわかりませんがこのままいくとこれで済むはずがないと思ってしまっています。

 

復職するかどうかは別にしてこのプレッシャーは正しいのかまたは退けるべき誤ったメッセージなのかマインドセットを学んでいるからこそ疑問に思うのです。

 

うまくお伝えできたのかどうかわかりませんがぜひ松田様のご意見をお聞かせいただければと思います。

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