登校拒否、自宅に引き篭もり、飛び込み自殺、これらが日本の生き難さの顕れ

私が見てきた、学校でいじめに遭う人の特徴は、大人しくて存在感が薄く、さらに、みんなの仲間に入れず打ち解けず、つま弾きにされるタイプの人でした。つまり孤独な人です。友達や仲間が大勢いる人が、いじめを受けても、すぐに仲間が助けに入りますから、いじめを受けません。

 

学校でのいじめとは、大人の派閥間の争いとは違い、単に弱いものいじめです。いじめを受ける方の学生は、仲間から疎外されていることを実感しますから、心の傷は深いものとなります。

 

いじめを受けないためには、みんなと打ち解ける必要があります。みんなと仲良くしていれば、いじめは受けにくいです。理不尽ないじめの場合は、腕力で対抗することも必要となります。反抗できない人は、どうしてもいじめを受けやすいです。学生であっても、心の中には、沢山の不満を抱えており、憂さ晴らしとして誰かをいじめます。一度、いじめのターゲットとされますと、その後、継続的にいじめを受けますから、そうならない為には、初回のいじめで、強く対抗することが大切です。

 

私は、日本人らしくないとよく言われてきました。子供の頃から、欧米人のように独創的であり、独立心が強く、自己主張ははっきり言うタイプでした。売られた喧嘩は、買うタイプでしたから、幼稚園に通う時から、いじめを受けたことは一度もありませんでした。子供時代の友人たちは、みんな、私が怖かったと言いますかから、私はいじめをする側でした。私が、怖いと思った相手はいませんでしたから、向かうところ敵無し状態でした。いじめを受けやすい人とは、自己主張の弱い人です。

 

日本人は、教育を通じて、自己主張の弱い人間にされています。

 

国語の試験によく出る設問とは、
作者は何を言いたいのか述べなさい:
と言った試験がよく出ました。

 

相手の気持ちを推し量る訓練のようです。そうして、みんなと同じであることが良いような教育をされ、歩調を合わせるよう指導されます。
(従順な国民を作るため)

 

アメリカやカナダの場合は、自分がどう思うかが大切なのです。100人の内、99人が左が正解と言っても、自分は右が正解と思うなら、はっきりと右が正解と言えるように教育されます。自分が思うことを、はっきりと言えない生徒は、馬鹿同然にみられてしまいます。このような教育を、小学生時代から、しっかりと叩き込まされます。自分の意見を述べれる人間になることが、こんなにも重視されています。

 

欧米型の教育は、一人一人は独立しており、それぞれ個性が異なり、才能も違う。他人と意見が違うのは当たり前なこと。人はそれぞれ才能が異なるので、その人の才能を引き伸ばす教育が施される。聖書の影響が強い感じがします。対して、日本の教育とは、人と衝突しない、従順で大人しい、横並びの人間です。それでいて、試験の成績で優劣をつけ、さまざまな格差を付けます。成績が優秀でない生徒は、格付けが下げられ、さらに長所を伸ばせないため、単に落ちこぼれとされます。うつ病患者が増えても仕方がない有様です。

 

学生から社会人になっても、その人の性質は変わりませんので、こんどは職場でいじめに遭います。ここでも、みんなと打ち解けない人が、いじめのターゲットとなります。社会でのいじめは、陰湿となります。収入を得て、生活が掛かっていますから、派手ないじめをする訳にはいきません。いじめのある職場は、空気が暗いのが特徴です。昼間の仕事では、いじめは少ないですが、夜間の仕事は多くなります。これは、地獄霊たちが活動しやすくなっているのも一因あります。

 

いじめを受けないためには:
みんなの輪の中に入り、みんなと仲良くすることです。学校に休まず通学し、クラブ活動をやるのもいい。存在感があると、いじめは受けにくい。

 

そして、自分の意見を、大きな声ではっきりと、言えるようになる。言葉は、槍にも、楯にもなります。人よりも大きな声で、意見を言えるようになれば、誰も手だしをしなくことなるでしょう。大人しい人間が、良い人間であるとは思わない方がよい。こちらが下手に出れば、相手は、高飛車で出て来ることでしょう。

 

社会では、相手の足元を見て、値段を叩く、ゆすりをかけるのが当たり前となっています。人の良い正直者、良心的な価格設定をしている者が馬鹿にされてしまいます。自分の利益が最優先されるのは、当たり前とはいえ、その本心を下隠しているのが日本人の特徴かも知れません。私の経験では、取引先の日本人は全員そうでした。反して、欧米人たちは、みんな紳士的でした。ものには、常識的な相場が存在するのですから、そのラインを守ろうとするのが欧米人たちでした。

 

日本で生まれ生活していると、なかなか気づきませんが、日本は結構生きにくい社会の側面を持っています。登校拒否、自宅に引き篭もり、飛び込み自殺、これらが日本の生き難さの顕れのように思えます。さらに社会からの視線は大変厳しい。これまで欧米人たちと話して分かったことは、日本人は、あれをしてはいけない、これをしてはいけない、と様々な制約で縛り付けられて生きているようだ、との事です。これは当たっていると思いました。

コメントは受け付けていません。