ミスばかりする部下に管理者もイライラし、いじめのような職場になってしまった

職場のいじめについて書かせていただきます。以前勤めていた会社でも、いじめはありました。

 

彼はまだ入社2年目程度の若者だったと思います。以前の部署でも問題があったらしく、異例の速さで異動してきました。若いですし、最初は部署内でも「みんなで教えよう」という雰囲気でした。客観的にみても、みんないい人で仲が良く、風通しのよい部署だったのを覚えています。

 

やはり以前の部署で問題があっただけあり、覚えが悪く、すぐにミスばかりしていました。それでも、部署内では「何とかしてあげよう」と、みんなで教育していました。そんななか、部署の課長が「なぜあんな奴をうちの部署によこしたんだ」と会社に対して怒り出しました。たしかに、重大なミスをすると大事になる部署だったので、管理者としてイライラするのはわかります。

私たちは従業員ですので、飲みにつれて行ったり、慰めたりしていました。彼はミスをしても、直そうという学びの姿勢が全くなく、呑気にして同じミスを何度も繰り返していました。とうとう優しかった先輩も、怒鳴り始めるようになりました。こうなると、彼は余計に心を閉ざしていました。怒鳴られたあとは、若手で彼を慰めていました。

 

それでも、部署内で空気が変わり始めたのは、彼の「人間性」が見えてきた時です。教えてもらって「当たりまえ」のような態度で感謝の気持ちはゼロ。指導されると、反抗的な態度で睨んでくることもありました。いくら優しく教えても、反抗的な目で睨んでくる態度でした。かれには「指導されている」と映ったのでしょうか。

 

こうなるうちに、誰も彼に仕事を教える気も、ミスを指摘して直してあげようという気もなくなり、怒鳴られていても傍観するようになりました。彼も自分から話しかけるようなこともなかったので、自然と会話がなくなっただけですが、ほとんど会話はなくなりました。その後はミスをすれば怒鳴られる日々。周りは傍観者となっていきました。

 

人間は、異質なものを排除しようとする心理があるそうです。いじめも、周りと違うからという理由で、いじめは起こるのでしょう。会社においては、利益を上げるのが大事なので、それに則さない人は排除の対象となるのかもしれません。

 

結果的に彼は会社を辞め、自分に合った仕事をしているそうです。私たちは彼が「悪い」と決めつけていたと思いますが、彼に問題があったかはわかりません。しかし、いい部署だったのが、一転していじめの現場のようになっていたのは確かです。

私たちも、最初はサポートしていたのが、だんだんと傍観者・無関心(加害者)になっていたのは事実であり、10年近く経っても心の中に引っかかっています。

 

私のマインドが未熟だった(今もですが)としか、いいようがありません。松田さんの仰るような、相手が何と言おうと相手に火を灯し続けることの大事さを今さらながら痛感しているところです。これからも学ばせていただきたいと思います。

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