ワーカーホリックに働いていたら、企業風土がブラック企業のようになってしまった

私はワーカーホリックなところがあります。ワーカーホリックという言葉を知ったとき、ネガティブには受け取りませんでした。むしろポジティブに受け取り、私生活を犠牲にすることに抵抗がありません。

 

現場に朝一番早く入り、一番遅くまでいることが普通です。会社の定時が8時始まりの17時終わりでも。会社の門が7時に開けば入りこみ、帰れと言われるまでやります。持ち帰れる仕事であれば持ち帰ります。休み時間も取らずに作業を続けることもしばしばです。

 

休日も会社にいることがあります。休日明けの仕事の準備や、会社が休みで止まっていないとできない仕事をするために、いそいそと出かけて行きます。「明日の仕事を今日する。」「できるかどうかじゃない、やるんだよ。」こんな感じです。

 

ワーカーホリックでも他人に迷惑をかけていなければいいと思っていました。独身なので家庭をかえりみる必要は無い。実家に迷惑などかかるはずもない。働き過ぎでつぶれても自分の代わりはいくらでもいる。病気になったら自己責任。

 

若い時はいいけど歳を取たっらできないよと言われても、それは歳をとったときに考えればいい、若いうちにできることをやっているだけだ。そんな思考パターンでした。

 

30歳の時に転職した先では、この傾向が強く現れました。そして、思わぬところに影響が出ていることを痛感し、改めるようになりました。それは、社員としてワーカーホリックに働いていたが為に、勤めていた企業風土がブラック企業のようになってしまったことでした。

 

私は働き方の価値観を押し付けることはしないのですが、そのワーカーホリックな姿は、まわりの人間にかなり影響をあたえていたようで、無言のプレッシャーを撒き散らしていたそうです。

 

サービス残業は良くないと言いながら、サービス残業をしているのですから、言行不一致。そんな人間がリーダーなのですから、信頼されることはありません。類は友を呼ぶようで、同じようなリーダーが増えていきます。会社側も労基法違反にならないよう注意しますが、ばれないように手を尽くします。

 

ワーカーホリックは継続しません。ワーカーホリックなリーダーは、ひとりまたひとりと消えていきます。人が入れ替わっても、企業風土はそのまま引き継がれました。「長時間労働は当たり前」「考えている暇があったら手を動かせ」そんな風土です。

 

ブラック企業を批判しながら、片棒を担いでいたのです。気づいたのは退職した後でした。完全に後の祭りで、会社は地元ではブラック企業として名が通っており、求人しても人が集まらないので、派遣会社に頼るしかない状態。派遣会社から安い労働力として送られてくる外国人労働者。日本語が通じない現場。

 

なにごとも加減が重要。やり過ぎは良くない、ほどほどにと思うクセ、習慣です。以上です。

コメントは受け付けていません。