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父は学者馬鹿の典型で、学問を至高の価値とし、劣等感でアダルトチルドレンに

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生まれつきの劣等感の話です。ACアダルトチルドレンに該当する人間である事でしょうか。ACとは、いい歳こいても子供臭い幼稚な大人、という意味ではなく、機能不全家庭で育ったことにより、成人してもなお内心的なトラウマを持つ人の事であり、また、その人のトラウマや生き苦しさは、機能不全家庭で育ったことに起因する、という概念の事です。

 

私の家族についてご説明いたします。私の父は大学の先生です。母も大学の先生です。父の兄、つまり伯父も大学の先生です。母の父は小学校の先生です。母の母も小学校の先生です。

 

筋金入りの教育家系に一人っ子として生まれた、それが私です。私が頭が良く、勉強の出来る子どもだったら最高の環境ですが、残念ながらの非才の身。親たちの期待にそぐう子供ではありませんでした。

 

母は音楽の先生で、「友達と遊びたい」と嫌がる幼少期の私に無理やりピアノを教え込もうとしました。母の父、つまり外祖父は近所に住んでいたので、私を家に呼び勉強を教えました。物覚えの良くない私を外祖父は激しく怒りました。

 

「何でこんなことが出来んのじゃー!」と鉛筆を投げつけられた事もあります。私にとって一番困った、そして恐ろしい存在だったのは父です。学者馬鹿という言葉がありますが、父はその典型で、学問をすることを至高の価値ととらえ、他は一切認めないという人でした。

 

とにかく、勉強しろ勉強しろと言われつづけました。小学校の時、こんな事がありました。「よし、勉強みてやろう、算数の教科書持ってこい」父の講義が突然はじまり、それは一方的に延々2時間続きます。

 

「よーし、3年生の教科書は全部終わった。隣に行って4年の教科書借りてこい」隣には1学年上の子が住んでいたので、その子の所に行きました。「うちの子、今いないの。ごめんね」と、隣のおばさんに哀れみの目で見られ、私はすごすご帰りました。

 

父にそのことを話すと「勉強もせずに遊び歩いているとは馬鹿な奴だな。ああいうのとは遊ぶんじゃないぞ」と言われました。

 

こうした環境の中、まともな自我を作れず、私はすっかりいじけた子供になってしまいました。人生の早い段階で、自分は駄目な人間だ、という思い込みを作ってしまったのです。こうなると面白いもので、テストのときもわざと間違えて低い点数を取るようになります。

 

自分は高得点を取るに値しない、取ってはいけないと思っているからです。最初はわざとだったのですが、次第に本当に勉強ができない、理解できないようになって行きました。そうして中学になった頃には、クラスでも下から数えた方が早いくらいの成績の悪さになっていました。

 

それでも低偏差値校ではありましたが、高校には進学しました。が、その頃から父方の祖母の認知症がはじまりました。両親と私は、父方の祖父母と同居していました。祖母は私にとっては甘いおばあちゃんで、両親の『勉強しろ攻撃』からのクッションの役目をしてくれました。

 

が、可愛かった孫が、どんどん捻くれて憎たらしくなって行ったのも影響したのでしょう、ボケてしまいました。幻覚を見ているのか「殺されるー殺される―助けてー」とわめくようになりました。

 

そして母は家を出て行きました。父も出張と称して家を空ける事が多くなりました。徘徊して警察に保護されパトカーで送り届けられた祖母を、祖父と私で出迎えたりもしました。もう、見事な機能不全家庭です。

 

インターネットなどなかった時代です。有益な情報を拾う事も出来ず、また田舎住まいで、人生の手本となるような人とも巡りあいませんでした。そういう子供のその後の人生がどうなったか、語るまでもないでしょう。

 

40半ばになって、ようやくACアダルトチルドレンという概念を知りました。無自覚な人格的問題は、父から子、子から孫へと世代間連鎖するという事も知りました。

 

両親ともに大学の先生で、経済的にも不自由なく、望めばいくらでも勉強できる環境にあったにもかかわらず、自分は低学歴の低キャリア。人生の落伍者、失敗作、暗愚ここに極まれり。そう思って生きてきました。

 

ACの構造を知ってもなお、それは簡単に解決されるものではなく、重く苦しいカセとして心の中に残りつづけています。

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